JR東日本東京駅ARアプリ「JR×AR」使用レポート

2012年4月16日〜2012年6月30日まで、東京駅構内で実験的に実施されている、駅構内をAR(拡張現実)を用いて案内する「JR×AR」を早速ためしてきました。

実験の概要としては、独自のマーカーをスマートフォンのカメラで写し、その場所に適したコンテンツを表示させるというものです。

公式サイト:http://www.jrar.jp/

感想としては、「今後に期待」と言ったところです。
AR(拡張現実)をどの様に解釈するかによると思いますが、今回の実験ではARの特性を活かしきれていないと感じました。

と言うのも、マーカーを読み取り表示されるコンテンツが、現在地と方向が記載された静的な地図だったりします(読み取るマーカーによって表示されるコンテンツが異なります)。これだとARというより、マーカーの読み取り実験と言った方が適切な様に感じます。

また、独自のマーカーを使用していますが、既に一般に広く認知されているQRコードでは何故いけなかったのかも、疑問に感じる点です。

とはいえ、まだまだ実験段階なので、今後の壮大なストーリーの序章なのかも知れません。東京駅に立ち寄る予定があり、スマートフォンをお持ちなら、試して見て下さい。Android版とiPhone版のアプリが供給されています。

執筆者:中の人A